制御工学における基礎知識学習システム


ステップ応答

伝達要素の出力Y(s)を次のように表すとします。

Y(s) = G(s) U(s)

ここでG(s)は伝達関数、U(s)は入力信号を表しています。ここでU(s)がステップ信号であった場合を単位ステップ入力と呼びます。そしてその時のY(s)をステップ応答(step response)と呼びます。この過渡応答の波形は伝達関数G(s)の形によって決まります。

参考文献
土谷武士 江上正「新版 現代制御工学」産業図書株式会社(2000)